大谷翔平選手がMLB開幕シリーズにおいて、テレビ東京との間でトラブルを引き起こしたことが報じられています。3月15日から19日まで東京ドームで行われたこのシリーズは、多くの注目を集めましたが、その裏で大きな波乱がありました。
問題の発端は、MLBが定めたメディアガイドラインの突然の変更です。17日深夜、テレビ局の関係者に送られた新しいルールでは、選手控室への通路での取材が禁止され、取材エリアが制限されました。これにより、通路での「ぶら下がり取材」が事実上不可能になったのです。
さらに、テレビ東京の記者が許可されていないエリアで大谷選手に対して独自のコメントを取りに行こうとした際、MLBの警備員とトラブルになり、取材パスを返上させられたとのこと。これにより、全記者に対する規制が強化されました。
大谷選手の広報部は、取材禁止エリアにいたことは認めつつも、実際には取材行為は行っていなかったと主張しています。一方で、MLBからの公式な説明はなく、状況は依然として不明瞭です。大谷選手は、メディアに対する不信感を募らせている可能性があり、今後の活躍に影響を及ぼすかもしれません。