ミャンマーでM7.7の地震
ミャンマーでM7.7の地震 マンダレーで大学の建物倒壊 隣国タイでもビル倒壊…行方不明者多数
28日午後3時すぎ、ミャンマー北部を震源とするマグニチュード7.7の強い地震がありました。ミャンマーで大きな被害が出ているとみられるほか、タイの首都バンコクでは建設中のビルが倒壊し多数の行方不明者が出ています。
アメリカ地質調査所によりますと、日本時間28日午後3時20分頃、ミャンマー北部を震源とする地震がありました。震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.7です。そのおよそ10分後にもマグニチュード6.4の地震が観測されています。
震源からおよそ17キロ離れたミャンマー第2の都市マンダレーでは、大学の建物が倒壊し、黒い煙をあげているのが確認できます。地元メディアによりますと、マンダレーでは中心部にあるホテルなど多くの建物が倒壊し、人々が閉じ込められている可能性があるということです。
タイの首都バンコクでは、建設中の高層ビルが倒壊しました。地元当局によりますと、作業員43人が閉じ込められたということです。市内では、多くの人々が建物の外に避難するなど混乱が続いています。
