ロックバンド間で衝撃の〝暴力騒動〟 持ち時間超過で「頭突き」「首根っこを捕まえて壁にぶちつけ」  | 東スポWEB

ロックバンド「バックドロップシンデレラ」が23日、公式X(旧ツイッター)を更新。ギターボーカルの豊島“ペリー来航”渉が、同じくロックバンド「八十八ヶ所巡礼」との間で発生した暴力トラブルについて説明した。

八十八ヶ所巡礼は22日、「残念なご報告」と題したXの投稿で、10数年にわたって共演してきたバックドロップシンデレラとの決別を宣言。投稿によると、1月9日に行われたバックドロップシンデレラの公演にゲスト出演した際に、持ち時間を大幅に超過してしまったところ、豊島から「頭突き」「首根っこを捕まえて壁にぶちつける」といった暴力行為を受けたという。なお「演奏時間を超過する可能性は、トシマワタル(豊島渉)氏に事前にお伝えしておりました」としている。

八十八ヶ所巡礼のマネジャー名義で投稿されたこの投稿を受けて、バックドロップシンデレラ側も反応。豊島は、10年以上の付き合いの中で八十八ヶ所巡礼が幾度となく持ち時間を超過してきたが「強めの注意はせず、打ち上げのネタのみに止めました」と目をつむってきたことを告白。ただ、多くのバンドが出演したフェスライブでも時間を超過したためメンバーとマネジャーT氏に注意したところ、メンバーは謝罪したものの、セットリストを組んでいるというマネジャーには全く響いていない様子だったという。

そして〝事件〟が発生した当日ライブも「45分ステージのところ30分押し75分演奏しました」。メインアクトのバックドロップシンデレラよりも長い演奏には「このバンドはバックドロップシンデレラの事をおちょくっている」と受け止めたようで「演奏後、片づけながら、『やべー押しちゃったよ』と笑っているメンバーを見て私は怒りました。言葉で言ったところで怒りのほどが伝わらなそうだと思ったので、メンバーで一番ガタイの良いドラム原田を選び、膝蹴りで小突きつつ、『お前は俺たちをおちょくっているのか?』と詰めました。そこにベースのヒロイが『違うんですよー!』と割って入ってこられ、何が違うのか?わからないし、私はギターを持っていて手が塞がっているので頭突きで対処しました」と暴力行為に至った経緯を報告した。

これについては「暴力行為というならば然るべき場所に訴えて頂きたいです。その上で罪となるならば私は罰を受けます。私は私の念で動きました」と釈明している。

なお、八十八ヶ所巡礼のメンバーはステージ裏やLINEで本件を謝罪しているという。豊島は「このポストは八十八ヶ所巡礼の総意ですか? メンバーは納得していますか? T氏の個人的な意見なのではないのでしょうか?」と八十八ヶ所巡礼の実権を握っているマネジャーT氏への疑念をあらわにし、「八十八ヶ所巡礼がマネージャーT氏と決別しない限り、八十八ヶ所巡礼と絶縁します。最後にこのような裏方のやりとりを表に出さずに音楽とライブを追求するバンドとして発信する事を19年間務めていたつもりでしたが、今回このような形にならざるを得ませんでした。私の不徳を情けなく思います。申し訳ありませんでした」と騒動を謝罪した。

両者の投稿はそれぞれ1万件を超えるいいねを集めるなど、大きな話題となっている。

バックドロップシンデレラの新公式Xアカウント(@bdcwataru)

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