小泉進次郎氏が裏金問題で支持者を裏切る事態が発覚しました。2023年9月27日に行われた自民党総裁選では期待されながらも3位に終わった小泉氏ですが、現在、彼の政治団体に関連する不明な資金の存在が明らかになりました。
調査報道グループ「フロントラインプレス」によれば、神奈川県支部連合会からの交付金を受け取ったにもかかわらず、政治資金収支報告書にはその支出が正確に記載されていない案件が多数存在しているとのことです。2022年の一年間で少なくとも53件、総額698万円に上る出所不明の資金が確認されており、これは裏金として扱われる可能性があります。政治資金規制法により、政治団体はその収支を正確に報告する義務があるため、この状況は非常に深刻です。
さらに、小泉氏は旧統一協会に関する問題でも批判を受けています。小川邦子県議が、山際大志郎議員の秘書が旧統一協会の信者であることを告発し、その後、小泉氏が再調査を行わない決定を下したことが波紋を呼んでいます。この一連の問題により、小川議員は党員資格停止処分を受け、離島届を提出しました。
小泉氏は政治家としてのクリーンなイメージを持っていましたが、今回の裏金問題や旧統一協会に関する疑惑が浮上し、そのイメージが揺らいでいます。自民党内での信頼性が問われる中、彼の今後の対応が注目されます。政治資金の透明性と倫理が求められる中、彼がどのような行動を取るのか、国民の視線が集まっています。