紀子さまが美智子さまを「プリンセス」と称し、雅子さまを取り上げないフジテレビの報道が物議を醸しています。2024年12月、フジテレビが特定のタレントや出演者への忖度を疑われる中、皇室に対する報道の中立性が問われる事態が発生しました。特に、フジテレビが放送した「平成のプリンセスきこ様物語」や「プリンセスみち子様物語」といった番組が批判の対象となっています。
「平成のプリンセスきこ様物語」は、秋宮殿下と紀子さまの結婚を美談として描いたアニメであり、実際の出来事とは異なる内容に仕上げられています。紀子さまがプロポーズに対して明確な返事をしていないことや、実際の結婚の経緯が異なる点が指摘されています。このような美化されたストーリーが、国民に与える影響は大きいと考えられます。
さらに、2019年の「プリンセスみち子様物語」では、上皇后美智子さまの苦悩や努力について描かれましたが、制作に使用されたノートの入手経路や内容についても疑問が持たれています。このノートがフジテレビにどのようにして渡ったのか、またその内容が本当に信頼できるものなのかという懸念が生じています。
これらの報道に対し、国内外からフジテレビの皇室報道の公正性に疑念が寄せられています。特定の皇族を特別扱いすることは公平性に欠けるとの声もあり、メディアが果たす役割についての議論が活発になっています。視聴者からは過剰な演出や取材姿勢への批判が相次いでおり、フジテレビが皇室とどのように向き合っていくのか、その行方が注目されています。