大谷翔平のHR球ゲットで「頭が真っ白に」 キャッチした女性は呆然「宝くじが当たった感じ」

ドジャースの大谷翔平投手が15日、東京ドームで行われた「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」の巨人戦の第2打席で豪快な本塁打を放った。幸運にもホームランボールをキャッチした女性は「頭が真っ白になった」と現実が受け入れられない様子。「ケースに入れて家宝にします」と満面の笑みを浮かべた。

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期待に応えてみせた。第1打席は四球で出塁。2点先制して迎えた3回だ。無死二塁から戸郷翔征投手の初球スライダーを捉えると、打球は一瞬にして右中間スタンドへ。大谷は確信してダイヤモンドを一周した。

打球速度105.0マイル(約168.9キロ)、飛距離391フィート(約119.2m)、角度32度の一発。日本で放った本塁打としては、2023年のWBC、オーストラリアとの1次ラウンド以来734日ぶりの一発だった。

本塁打ボールを手にしたのは、愛知から来た28歳の女性。家族4人で観戦し、右中間スタンドで“その時”を迎えた。「前の席のお兄さんのおでこ、お姉さんの鎖骨に当たって転がってきた」と当時を振り返り、「頭が真っ白になった」。それでも、手にはボールが。「周りのお客さんがすごいお祝いしてくれた。現実感がなくて……」と語り、「宝くじが当たった感じです」とまだ信じられないようだった。

「ニュースで見る遠い存在」と憧れを抱いていた偉才からの思わぬ“ギフト”。「ケースに入れて家宝にします」と、大事に握りしめていた。

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