安田美沙子 視聴者からのメッセージに涙「もう本当につらすぎて」「ほんと涙腺弱くてすみません」

タレントの安田美沙子(42)が12日放送のNHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)に出演。視聴者からのメッセージに涙する場面があった

この日のテーマは「転勤のモヤモヤ」。出産後に夫の地元・福岡に移住した中澤裕子、今の夫の転勤に同行して沖縄へ移住した経験がある春香クリスティーン、そして幼少期からの親の転勤で引っ越し、転校を経験した安田がゲストとして出演した。

京都府内で3つの小学校に通学したという安田。当時について「いや、もう本当につらすぎて、何か引っ越す時に赤いランドセル背負って学校行ったら、みんなランリュックで、黄色いリュックだったんですよ。それで1回泣いて。で体育の時間になったら体操服が違うんですよ。私は前の学校ので、前の学校の校章とか入ってて、また泣いて。別にいじめられてないんですけど、何かみんながコソコソって言ってると、悪口言われてると思って、だんだん自分っていうものを失っていって、もう嫌われないようにみんなに気を遣って自分のことは封印しようってなってて」と振り返った。

「またそれで一生懸命まず1人って友達作るんですけど、段々馴染んだ頃にまた転校して、またゼロからってなって、文通とか頑張ってやってたけど、もう何か諦めようかなっていう思いになってきて、2回目の引っ越しの時は“もう頑張れない”ってなってて、お別れに対してすごい淡白な人間になったりとかして」と話した。

母には相談したというが、「母には引っ越した日に新しい家で友達できるかなって言った時に“大丈夫だよ。できるよ”って言ってくれたんですけど、子供の頃って自分の知ってる環境も感情もすごい狭い。ここしかないっていう環境だったりするから、自分がどういう気持ちなのかも分からないし、それをどう誰に伝えるかも、伝えていいかも分からない。ただ不安だけが募ってて、その頃ぐらいに爪かんだりとかしてて、寂しくて。何か結構精神的にも何か人格的にもその頃に作られたなってすごく思ったりします」と話した。

当時の写真も披露し、「ちょっと疎外感というか。入れなかったんです。小5の2学期に引っ越したんで、臨海学校とか合宿の後だったんですよ。だからみんな出来上がってて、もう全然入れなくてすごいつらくて」と安田。「芸能界に入ってからやっと自分らしくしていいんだと思えたんです」とした。

番組途中、そんな安田にかつての安田の同級生からのメッセージが。「え!!」と安田が絶句する中、鈴木奈穂子アナウンサーが「彼女が転校してきた日のことを今でも覚えています。とても大人びてかわいくて、一度も転校をしたことがない私は転校生にとても憧れていました。みんなと違う体操服もかっこいいなあと思っていたし、私はこっそり遠くから素敵だなあと思っていました。そんなふうな思いがあったなんて。これからも芸能界での美沙子ちゃんをずっとずっと応援していますから」と読み上げた。

すると、安田は「ほんと涙腺弱くてすみません。ええ、もう本当に」と思わず涙。「弟と引っ越してきて、ステージの上で呼ばれて手上げるじゃないですか。双子なので、日焼けしてガリガリで黒かったんで、ざわざわするんですよ。それさえ凄く嫌で、みんなが見に来るのも凄く嫌で…」と回顧。「でもそんなふうな思いを今初めて知りました。すいません、本当に申し訳ないです。涙腺がダメなんですよ」とあふれる涙を拭った

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