カイヤ、“鬼嫁キャラ” 捨てて日本の芸能界で復活宣言「グラビアも挑戦したい!」体脂肪率12%、パリコレでも活躍の現在地

川﨑さんとの離婚が成立して、今はすごくすっきりしています。人生こんなに楽しいなんて。昔に戻ったみたいです」

満面の笑顔でそう語るのは、モデルでタレントのカイヤだ。

1990年にタレントの川﨑麻世と結婚。以来カイヤは「鬼嫁キャラ」として注目され、一世を風靡。バラエティ番組などで引っ張りだこの人気者になり、だれもがカイヤの名前を知るほどの存在になっていた。だが、2018年に川﨑が離婚を求め提訴、2023年に長期に及ぶ離婚裁判は結審した。

カイヤ、“鬼嫁キャラ” 捨てて日本の芸能界で復活宣言「グラビアも挑戦したい!」体脂肪率12%、パリコレでも活躍の現在地

【画像あり】「私は戦士!」カイヤが色紙に書いた “強烈” メッセージインタビューに応じたカイヤ(写真・長谷川新)

しばらく日本で姿を見ることも少なかったカイヤが、再始動にかける思いを語ってくれた。

「裁判は長かったし、大変だったけれど、私には長女、長男がなにより大切だった。ときには人間不信になることもあったけれど、子供たちという大切な存在が支えてくれました」

カイヤといえば「鬼嫁キャラ」だが、それは “本当の自分” ではなかったという。

「鬼嫁キャラは、自分が作ったものではありません。演じていただけ。本当の私は恥ずかしがり屋だよ。真面目すぎるタイプかもしれないです(笑)。鬼嫁キャラによって子供たちが傷つくこともあって、子供たちのことを考えると心が痛めつけられる想いで、寝られないときもありました。でも、大切な子供たちを一人で育て、守るために必死でした」

画像・写真1/5)カイヤ、“鬼嫁キャラ” 捨てて日本の芸能界で復活宣言「グラビアも挑戦したい!」体脂肪率12%、パリコレでも活躍の現在地 |  Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]

夫だった川﨑は、昨年10月に再婚した。そのことについてカイヤはこう祝福する。

「これからのお二人の幸せを、心から祈っております」

ちなみに、当のカイヤは「彼氏は、今はいません」ときっぱり。現在は本業のモデルで世界を飛び回っている。1983年にファッションモデルになり、1987年に日本でデビュー。モデル歴は40年以上で、現在も第一線で活躍しているのだ。

「継続して出演しているパリコレですが、3月に開催されるパリコレへの出演を控えているところです。それに2月には、ニューヨークのタイムズスクエアにあるビルボードに私の写真が載りました。雑誌『VOGUE』のモデルとして出ています。実際にビルボードに映る自分を見た瞬間、胸がいっぱいになり、気づいたら涙がこぼれていました」

モデルとしての挑戦は、これからも続くという。

「今、93歳のモデルの方がいらっしゃるんですけれど、私もその方みたいに進みたいと思っています。90歳を超えてもずっとモードな存在であり続けるなんて、すごいことです」

モデルとしては、体型の維持がなにより大事。現在は、体脂肪率を12%まで絞っているという。新たにグラビアにも意欲を見せた。

「13年前に写真集を出したとき、体脂肪率はたぶん30%ぐらいだったと思います。そのころに比べても、今はいちばん自分の体に自信がありますよ。瞑想と『スモウスクワット』が特に効果的で、毎日やっています。

人間の体って恥ずかしくないものですよ。だから、グラビアにも挑戦したいです。いつも洋服をまとう仕事をしているので、“まとわない” 仕事も少しだけ考えています(笑)」

だが、彼女の才能はモデルだけではない。現在は、何足ものわらじを履く生活を送っている。その一つが、カウンセラーとしての一面だ。

「カウンセラーは20年以上やっています。自分の経験から、悩みを抱えた人の力に少しでもなりたいという想いで、人の悩みを聞き、人生という道を歩きやすくする力になったり、時にはうつ病の人の話を聞いたりしています。うつ病の人は自分の家族にも話せない人がいます。そういう人の助けになるために話を聞くのです。

それに、今はセックスセラピストもやっていますよ。意外と思うかもしれませんが、男性も女性もまずは食事からなんです。栄養で体は変わってきます。

最近の若い男性は、本当に女性を経験していない人が増えてきています。女性といるだけで怖くなったりする男性もいるんです。そういった悩みも聞いてアドバイスするのです」

毎年クリスマスには、ホームレスの人たちへの炊き出しに参加するという。日本のみならず、世界中の親を失ってしまった子供たちに生活必需品を支援する活動もしている。エネルギッシュに生きようとしているカイヤに、今後の人生の意気込みを色紙に書いてもらった。

強い筆致で綴られた言葉は「Nothing is impossible. I am a warrior. (不可能はない。私は戦士)」。

Related Posts