【夢の国】若者がディズニー離れ深刻化。「入場料」だけじゃないその理由がヤバすぎた。
東京ディズニーランドは、1983年の開園以来、日本のテーマパーク界で不動の地位を築いてきた。しかし、最近の報告によると、2023年8月には大阪のユニバーサルスタジオジャパンに来場者数を抜かれ、ディズニーの人気は年々低下している。特に、若者層の離れが深刻化しているという。
ディズニーランドは、夢と魔法の王国として多くの人々に愛されてきたが、近年はその魅力が薄れている。2021年には500億円の赤字を記録し、来場者からの苦情も増えている。入場料の値上げや、アトラクションの有料パス導入が影響したと考えられている。1983年の開園当初は3900円だった入場料が、2023年には1万円に達した。インフレやインフラ整備の理由があるとはいえ、頻繁な値上げに客は不満を抱いている。
さらに、スマートフォンの普及に伴い、若者たちは短時間で満足感を得ることを重視するようになった。これにより、長時間の待ち時間が発生するディズニーランドのアトラクションは、魅力を失いつつある。SNSでの情報拡散により、若者たちの価値観も変化し、テーマパークへの関心が薄れているのだ。
また、外国人観光客の増加により、マナー問題も深刻化している。限定商品の転売や、ゴミの散乱などが問題視され、ディズニーのブランドイメージにも影響を与えている。さらに、最近ではアレルギー事故が発生し、その対応が批判を浴びるなど、ディズニーの信頼性も揺らいでいる。
こうした現状を受けて、若者たちからは「夢の国ではなくなった」との声が上がっている。ディズニーが再び子供たちに夢を与える場所として復活することができるのか、今後の経営戦略が注目される。