人気YouTubeチャンネル「もちまる日記」が再び物議を醸しています。このチャンネルは、スコティッシュフォールドの猫「もちまる」と「花丸」の日常を配信しており、登録者数は200万人を超えています。しかし、10月10日に公開された動画が、視聴者からの批判を浴びているのです。
問題の動画では、飼い主が猫たちに炭酸水を与え、その反応を撮影しました。この行為に対し、多くの視聴者が「猫の健康に悪影響があるのでは」と懸念を示し、炎上しています。視聴者からは「猫をおもちゃにしている」との声が上がり、チャンネルのBANや収益化停止を求める意見も多く寄せられています。
動画の内容は、炭酸水を飲んだ猫の驚いた様子をスローモーションで再生し、視聴者の笑いを誘うものでした。しかし、これを「わざと炭酸水を飲ませる行為」と見なす意見が相次ぎ、飼い主の倫理が問われています。さらに、猫が炭酸水を飲むことが健康に悪影響を及ぼす可能性についても懸念が広がっており、専門家からは「炭酸水は猫にとってストレスや不快感を引き起こす」との指摘もあります。
このような状況に対し、視聴者だけでなく動物愛護団体からも反発の声が上がっています。猫を驚かせてリアクションを得る動画は、収益を得るための手段に過ぎないとの批判が強まり、視聴者の中には「もはや商売道具のように扱われている」と感じる人も増えています。
「もちまる日記」はその人気から、今後も多くの視聴者を惹きつける一方で、猫たちの健康や感情を無視するような動画制作は、持続可能な運営を脅かす要因となるかもしれません。飼い主は、視聴者の期待に応えるだけでなく、動物たちの福祉を最優先に考える必要があります。