【独占インタビュー】元テレビ東京・福田典子アナ「退社と離婚」を初告白「広報をしていた会社を辞め、今は夫と別々の道を歩んでいます」

昨年3月末にテレビ東京を退社した福田典子アナ(34)。2016年、地元・福岡のRKB毎日放送からアナウンサーとしては珍しい「中途採用」でテレ東に入社、スポーツ番組のMCや『モヤモヤさまぁ〜ず2』など人気番組に多数出演した。テレ東退社後、フリーアナウンサー兼企業広報という“二刀流”生活が始まったが、様々な決断を迫られることになる。福田アナが自身の生活に起きた「大きな変化」を明かした。

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テレビ東京を退社して、昨年4月から始まった歯科医療系メディカルテック企業SCOグループでの「広報業務」は、実に幅広いものだったという。福田アナが言う。

「私が在籍したRKB毎日放送もテレビ東京も規模が大きい会社で組織としての仕組みが出来上がっていた。私がやるべき仕事はある程度、決まっていてそれに沿って動くという感じですね。

SCOでは社長が思い描く道のりをみんなで手探りで開拓していくような雰囲気でした。それこそ出展したいイベントがあれば、直接、社長に『これをやりたい』とプレゼンしてOKが出たら出展に向けてリーダーとして駆け抜ける──そんな組織でした。

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入社したてだった私にも仕事の裁量を与えてくれて、SCOが特別協賛していたサッカーの天皇杯では、プレスリリースの作成、イベントの司会、JFA(日本サッカー協会)との交渉窓口など基本的には私ひとりでやらせてもらいました。普通のPR会社だったら数人で担当するような仕事でも、私1人に任せていただけたことは、ものすごくハードワークでしたが、充実感がありました」(福田アナ、以下同)

会社員としての仕事の合間にフリーアナの仕事をこなす生活。局アナ時代とは異なるライフスタイルのなかで、自身の気持ちの変化に気づいたという。

「会社員としての仕事は学びが多くて充実していたのですが、色々な仕事を並行してやるなかで以前よりも一層、アナウンサーの仕事の魅力に気づいたんです。1日は24時間しかない。両方を最大限やろうとすると、子供との時間を減らさなければいけない。本来は子供と向き合う時間を増やすためのWワークだったのに、本末転倒な結果になってしまった。

この1年、フリーアナとしての活動では知人や友人からのオファーをたくさんいただきました。知り合いの方々と仕事ができるのは良かったですが、一方で『福田典子』とこれまで関わってこなかった方からの新規オファーはあまりなかった。これからはアナウンサーとしてもっと自分の仕事の幅を広げていきたいと思うようになりました」

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そうしたなかで、福田アナには2つの転機が訪れていた。

「子供との時間、そしてアナウンサーへの思いからSCOグループを退社しました。本当に感謝していますし、学ばせてもらったことをこれからの仕事に活かしていきたいと思っています。また私事ですが、今は夫と離婚して別々の道を歩んでいるんです。環境の変化があるなかで仕事や子育てに関する価値観や考え方も変わってきた。そのなかで、お互いに別の道を歩む決断をしました。仕事もプライベートも大きく変わった1年でしたが、プラスに変えていけるように前向きに過ごしていきたいです」

試行錯誤の1年を経て、福田アナは新たな道を歩み出した。

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