NHK紅白歌合戦が2024年も視聴率の低迷に苦しんでいる。昨年末の放送では、日本のアーティストが高評価を受ける一方で、韓国のK-POPアーティストの大量出演が批判を集め、結果として過去ワースト2位の視聴率を記録した。2023年の紅白では、7組のK-POPアーティストが出演し、その影響で視聴率は31.9%と低迷。視聴者からは「K-POPの押し売り」との声が上がり、反発が強まった。
2024年の紅白でも同様の問題が繰り返され、6組のK-POPアーティストが登場したが、視聴率は再び低迷。特に、ビーズやアルフィーなどの日本人アーティストのパフォーマンスが好評を博したものの、K-POPアーティストの存在感は薄く、視聴者の関心を引くことができなかった。NHKがK-POPを重視する理由は不明だが、日本の視聴者層に合致していないことは明らかである。
視聴率が40%を下回ったのは、これで4年連続で、特に高齢者層からの支持を失ったことが指摘されている。SNS上では「K-POPが多すぎて見たくない」といった厳しい声が相次いだ。紅白は日本の年末の風物詩であり、視聴者の期待に応える必要があるが、現状ではその方向性に疑問が呈されている。
今後、NHKがどのようにアーティストの選定を見直すのか、注目が集まる。2024年も視聴率ワースト2位に終わった紅白が、来年にはどのように変わるのか、視聴者の関心は高まっている。