ハリウッドの大人気シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」の新作にジョニー・デップ(61)の復帰を視野に入れ、ディズニーが製作を本格化していると複数の米メディアが伝えている。
報道によると、新作の計画は数年前から進められており、一時は映画「バービー」の女優マーゴット・ロビーがプロデューサーとして同シリーズの復活に関わっているとの情報もあった。
だが、「DV夫」のレッテルを貼られてハリウッドから事実上追放されていたデップが2022年、元妻アンバー・ハードに対する名誉毀損裁判で勝訴したことを受け、復帰の能性が高まったとする臆測が広がった。
ディズニーニュース専門の米メディア「ディズインサイダー」は今週、情報筋の話として、「ウォルト・ディズニー・スタジオがシリーズ次回作の製作をひそかに準備中で、正式な製作開始時期こそ未定だが、デップが復帰すると聞いている」と伝えた。
昨年12月には同シリーズのプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー氏が新作のために、ジャック・スパロウ役のデップを含むものと含まないものの脚本2種類を準備しているとの情報が報じられていた。
同シリーズは2003年の「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」に始まり、前作の「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(17年)まで5本製作され、全ての作品で孤高の海賊ジャック・スパロウをデップが演じている。