フジテレビのアナウンサー、三田友梨佳さんが収録中に受けたセクハラの実態が明らかになり、同局も共犯との声が上がっています。彼女は、入社面接時に強要された性的ポーズや、上層部の好みによる採用の実態についても言及しました。
三田さんは、東京都出身のフリーアナウンサーで、2011年にフジテレビに入社。以降、様々な報道番組で活躍してきましたが、彼女のキャリアの中で、収録現場におけるセクハラが常態化していることが指摘されています。特に、入社面接で「セクシーポーズ」を求められたことは衝撃的で、彼女はこれが職場環境に悪影響を及ぼしていると訴えました。
また、他の女性アナウンサーたちも同様の経験を語っており、フジテレビ内でのセクハラ問題は深刻な状況にあることが浮き彫りとなっています。三田さんは、同行する上司が被害を訴えても取り合わないことが多く、二次被害が発生するケースが多いとの意見を述べました。
この問題は、女性アナウンサーにとって憧れの職業である一方で、面接時に求められる不適切な要求が彼女たちの心理的な負担となっていることを示しています。三田さんは、これらの経験を通じて、アナウンサーとしての強さと精神力が試される場面が多いことを明かしました。
今後、フジテレビはこの問題に対してどのような対応をするのか、引き続き注視が必要です。セクハラの根絶に向けた取り組みが求められている中、この問題は社会全体においても重大な課題となるでしょう。