恵俊彰氏がメインMCを務めるTBSの情報番組「ひるおび」が、視聴率の大幅な低下とともに存続の危機に直面しています。最近、兵庫県知事選に関する発言が物議を醸し、斎藤元彦知事に対する不適切な例えがSNS上で批判を集めました。この発言は、恵氏が斎藤氏を「不良の子がおばあちゃんを背負っている」と例えたもので、視聴者からは「失礼だ」との声が続出しました。
この騒動の背景には、斎藤氏が選挙戦を通じて受けたパワハラ疑惑や報道の影響がありました。選挙結果は斎藤氏の圧勝に終わりましたが、彼に対する印象操作の可能性が指摘され、恵氏の発言は兵庫県民の感情を逆撫でしました。評論家もこの発言が「兵庫県民が騙された」と受け取られかねないと警鐘を鳴らしています。
視聴率は新型コロナウイルスの影響で低迷し、最近では3percentから4percentに落ち込みました。この状況に対し、恵氏の高額ギャラ(一本120万円)に対する疑問も噴出しています。視聴者からは「番組内容が乏しい」という意見が多く、他局の成功と比較して厳しい評価が下されています。
さらに、後継番組のMC選びも水面下で進行中との噂が広がっており、恵氏自身が穏やかな生活に戻る可能性も指摘されています。この一連の出来事は、メディアと視聴者、政治との関係について再考を促すものとなっています。視聴者の信頼を取り戻すためには、メディアの姿勢や報道の質が問われていると言えるでしょう。