俳優の西田敏行さんが、76歳で逝去したことが17日に報じられ、芸能界からは悲しみの声が広がっています。梅沢富美男さんは、日本テレビ系の番組「宮根屋」に電話出演し、西田さんとの深い絆を語りました。梅沢さんは、西田さんが主演したドラマ「寂しいのはお前だけじゃない」で初共演し、彼を「兄さん」と呼ぶようになったと振り返ります。西田さんは、梅沢さんに対しテレビのことを優しく教えてくれた存在でした。
梅沢さんは、数日前に西田さんと夢で会話したことを明かし、彼が亡くなったことを知った時の驚きと悲しみを表現しました。「本当に西田さんに叶う役者はいなかった」と、彼の存在の大きさを改めて感じています。西田さんは東京都内の自宅で亡くなり、その死は多くのファンや仲間に衝撃を与えました。
女優の米倉涼子さんも西田さんと共演しており、SNSで「言葉もありません」と悲しみを表現しました。直前まで会話していたこともあり、その突然の別れに戸惑いを隠せませんでした。追悼の声は他の芸能人からも寄せられ、武田鉄矢さんや渡辺謙さんなど多くの仲間が西田さんの人柄や才能を称賛しました。
西田敏行さんは1947年に福島県で生まれ、67年にデビュー。数々の名作に出演し、特に「釣りバカ日誌」や「ドクターX」などで多くのファンに愛されました。彼の不在により、芸能界は一つの時代が終わったことを実感しています。ファンからも「池中玄太」や「財前また1」などのキャラクターへの感謝の声が上がり、その存在がいかに大きかったかを物語っています。西田さんのご冥福を心よりお祈りいたします。