山下達郎がライブ中断した理由とその影響
シンガーソングライターの山下達郎(71)が、12月5日の東京NHKホールでのライブを途中で中止した。公式サイトによると、山下は「納得のいくパフォーマンスをお届けできない」と判断し、ステージを降りたという。彼はこの日、風邪の影響を受けており、声に違和感を覚えていた様子だった。ファンからは温かいスタンディングオベーションが送られ、山下の決断に理解を示す声が多く寄せられた。
一方で、彼の所属するレコード会社の内部では波紋が広がっている。新たにCEOに就任した岡田氏が、音楽業界での経験が豊富である一方、山下や妻の竹内マリアに対する信頼関係が今後の活動に影響を及ぼす可能性がある。特に、山下はストリーミング配信について否定的な見解を示しており、レコード会社の新方針が彼の活動にどのように影響するかが懸念されている。
今年は40本以上の公演を行ってきた山下だが、年齢と体力の限界を感じていると語っており、今後のツアーの継続が難しくなる可能性もある。さらに、最近の音源においても声質の変化が見られ、ファンの間で心配の声が高まっている。
このような状況の中、山下達郎は自身の音楽活動に対する強いこだわりを持ち続けている。ライブ中止はファンにとってショックな出来事であるが、彼のプロフェッショナルな姿勢は多くの支持を集めている。今後の健康状態や活動方針が注目される中、山下の音楽がどのように進化していくのか、ファンは期待を寄せている。