シンガーソングライターのイルカさんが、亡き夫と同じ難病に罹ったことを明かしました。2024年3月、彼女は自身のSNSで頸椎の病状について語り、医師から「ギターをやめなさい」と宣告されたことを報告しました。イルカさんは、ギターを弾く指がしびれる症状に悩まされており、長年の検査の結果、椎間板症と診断されたと明かしました。しかし、彼女はギターを諦めることなく、スタンドを使って演奏を続ける決断をしました。
この投稿に対して多くのファンから心配の声が寄せられましたが、イルカさんは「日常生活に支障はない」と安心させる一方で、様々な治療法を取り入れ、体調管理に努めています。彼女は、ギターと共に53年を過ごし、ファンへの感謝の気持ちを綴りました。
イルカさんの代表曲「なごり雪」は、亡き夫との思い出と深く結びついています。2018年、彼女は夫との出会いや、彼がプロデューサーとしての役割を果たしていた時期について語り、その絆の強さを再確認しました。夫は1986年から病に苦しみ、最終的には言葉を失うまでに進行しましたが、イルカさんは彼との思い出を胸に歌い続ける決意を固めました。
2024年には「なごり雪」が発表から50年を迎え、イルカさんはロングセラー賞を受賞しました。彼女は、歌手としてのキャリアと夫との愛の物語を通じて、音楽への情熱を持ち続けています。今後の活躍が期待されるイルカさんは、人生のフルコースを味わいながら、これからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。