てんちむさんがプロデュースしたナイトブラを巡る裁判で、東京地方裁判所は12月16日、彼女に対し3億1845万4500円の賠償金を命じたことが明らかになりました。この判決はSNS上で大きな話題となっており、てんちむさん自身も敗訴を予見していたようです。

事件の発端は、2020年にてんちむさんが自身のバストアップを期待できるナイトブラ「モテフィット」を販売した際、過去に行った美容手術を隠していたことが発覚したことにあります。この騒動を受け、彼女は購入者に対して全額返金を約束し、半年で約2万名に3億円以上を返金したと報告しています。しかし、販売元との間で争われた裁判では、相手側から5億円の賠償請求が行われていました。

てんちむさんは、自身のYouTubeチャンネルで「自己破産も視野に入れている」と述べており、裁判の結果次第では、経済的な困難に直面する可能性が高いと警告しています。また、彼女は現在、シングルマザーとして子育てをしながら、自己破産の準備を進めていることを明かしました。

最近の動画では、自己破産手続きに必要な資産評価のために高級バッグの査定を行ったことを紹介し、もし自己破産となればこれらの資産を手放す必要があると語っています。この発言に対し、視聴者からは「波乱万丈な人生」とのコメントが寄せられています。

さらに、てんちむさんは2023年9月に無期限の活動休止を発表し、2024年4月には出産したことを報告しました。子供の父親については、過去に交際していたYouTuberとの関係であり、現在は連絡を取り合っていると説明しています。

結局、てんちむさんは約4億円の賠償金を背負いながらも、自身の影響力を生かした新たな活動を続ける意向を示しています。今後の彼女の動向に注目が集まります。