人気音楽ユニット「DREAMS COME TRUE」の中村正人が、最近のライブの際に行った発言が波紋を呼んでいます。2024年12月7日、愛知スカイエキスポホールAで行われた公演後、中村氏はSNSに投稿し、一部のファンが途中退席したことに対するコメントを発表しました。彼は「最後の挨拶の途中でどんどん帰られる多くの皆様のお姿を拝見すると、ああそんなにライブが気に召されなかったのか」と表現し、途中退席についての思いを語りました。
この発言は、一部のファンから反発を招きました。ファンの中には、交通の都合や家庭の事情で途中退席せざるを得なかった人も多く、「途中で帰ることがどれほど辛いかを理解してほしい」との意見が相次ぎました。中村氏はその後、投稿を削除したものの、騒動は続きました。
一方で、この騒動を受けて人気ロックバンド「GLAY」が再評価される流れも見られます。ファンの間では、GLAYのライブが早い開演時間で行われることが好評を得ており、特に地方からのファンに配慮した形で構成されている点が強調されています。GLAYのファンは、ライブの配慮が感じられるとし、年齢層の上がったファンに優しいスタイルを支持しています。
中村氏はこの件に関し、最終的にはファンと演者の双方にとってより良い環境が整うことを願っているとコメントしています。音楽業界全体が、このような問題を通じて、ファンに対する配慮をさらに深めていくきっかけになることが期待されます。今後の動向に注目が集まる中、次回のGLAYの公演が同じ会場で行われることもあり、両バンドの因縁とファンの思いが交錯する状況が続きそうです。