フジテレビのアナウンサー佐々木恭子氏が、松本仁氏に対する批判を展開する裏で、女性の被害報告をもみ消した疑惑が浮上しています。この問題は、週刊文春が報じた中石氏に関するトラブルに端を発し、9000万円の解決金が支払われた経緯が注目されています。第1弾の記事では、被害者女性がフジテレビに報告した後、同局が関与を否定したことが明らかになりましたが、第2弾では佐々木氏が被害報告を受けたにもかかわらず、その情報を握りつぶした疑惑が取り上げられました。

被害者女性は、佐々木氏に対して「なぜ言わないんだよ」と失望感を抱いていたと語っており、佐々木氏の対応に対する批判が高まっています。また、佐々木氏の兄が吉本工業の幹部であることも発覚し、フジテレビ内部での出世と今回の事件が関連しているのではないかとの疑惑も浮上しています。

文春の報道によれば、佐々木氏は被害女性に対し、彼女の体調を気遣う言葉をかけたものの、実際には問題解決に向けた行動を取らなかったとされています。このような行動が、彼女の立場を利用したものだとして非難を浴びています。ネット上では、「卑怯だ」「信じられない」といった声が相次ぎ、佐々木氏の発言と行動の矛盾が指摘されています。

さらに、佐々木氏の兄が松本氏の番組に関与していたことから、両者の関係性や、フジテレビと吉本工業の絡みが問題視されています。フジテレビは公式に関与を否定していますが、内部の腐敗した体制が浮き彫りになっているとの指摘も多く、今後の展開に注目が集まっています。文春の続報が、さらなる真相を明らかにすることが期待されています。