シンガーソングライターのイルカさんが、名曲「なごり雪」で知られる中、現在、彼女自身が難病に直面していることが明らかになりました。2024年3月、イルカさんは自身のSNSで頸椎の疾患について語り、医師からギターの演奏を断念するよう告げられたことを明かしました。彼女は17年から18年前から指のしびれに悩まされており、検査の結果、椎間板症と診断されたとのことです。しかし、イルカさんはギターをスタンドに置いて演奏する方法を見つけ、コンサートを続ける決意を表明しました。
ファンからは多くの励ましの声が寄せられ、イルカさんは日常生活には支障がないと安心感を示しました。また、彼女は西洋医学だけでなく、東洋医学や漢方にも取り組んでいることを伝え、健康管理に努めていることを明らかにしました。
イルカさんの音楽キャリアは、彼女の故夫との深い絆によって支えられてきました。夫は音楽プロデューサーとしてイルカさんの才能を開花させるため、サポートを続けました。しかし、1986年から彼の健康が悪化し、パーキンソン病と診断されました。最愛の人を失ったイルカさんは、夫の死後しばらく歌うことができませんでしたが、49日目の追悼会で再び歌うことを決意しました。
2024年には、「なごり雪」のリリースから50周年を迎え、イルカさんはロングセラー賞を受賞することが決まりました。彼女の歌は日本の青春を代表する曲として多くの人に親しまれています。イルカさんは、人生をフルコースの料理に例え、まだ楽しみが残っていると語っています。これからも彼女の活躍が期待される中、音楽への情熱は変わらないことを示しています。