中居、刑事訴訟の大ピンチ…
国民的アイドルとして知られる中居正広が、深刻な刑事訴訟の危機に直面しています。フジテレビが3月31日に発表した第3者委員会の調査報告書によれば、彼は女性Aさんに対する不適切な行動を認定されました。この問題は、雨の日に交わされたメッセージのやり取りから始まりました。中居は「飲みたいですが、さすがに2人だけだと…」と、複数人での飲み会を匂わせる文面を送信。その後、実際には飲み会の計画を立てず、自身のマンションにAさんを誘い込んだとのことです。
Aさんは、当時フジテレビの編成幹部が中居にぺこぺこしている姿を見て、逆らえない状況に追い込まれていたと語っています。この調査報告書には、中居側が自宅での出来事に関する調査義務を拒否したことや、約9000万円の示談金を支払い、芸能界引退を試みていることも記されています。
しかし、弁護士の森健太氏は、示談が成立しても起訴される可能性があるとし、有罪となれば5年以上の実刑が視野に入ると警告しています。この問題は、国民的アイドルの引退だけでなく、社会全体に与える影響も大きく、特に今回の件は、法律の目的を再考させるものであると指摘されています。
調査の結果、これまでにも多くの被害者が存在する可能性が示唆されており、社会がこの問題にどう向き合うかが問われています。中居は引退のコメントで真摯に対応する意向を示しましたが、法的責任を果たすことは避けられない状況です。今後の展開に注目が集まります。