韓国の人気ガールズグループNewJeans（ニュージーンズ）が、所属事務所であるアドアとの法的対立により活動を休止することが決定しました。これは、専属契約を巡る仮処分が確定したためであり、メンバーたちは「私たちの選択を後悔しない」と述べ、今後の活動について強い意志を示しました。
ニュージーンズは2022年にデビューし、瞬く間にK-POP界で注目の存在となりました。しかし、2025年1月にアドアがメンバーに対し広告契約の禁止を求める仮処分を申請したことが、事態を悪化させました。メンバーたちは、アドアとの関係を断ち切り、グループ名をNJZに変更して独自の活動を試みましたが、ソウル中央地裁はその活動を禁止する判断を下しました。
メンバーは、香港で行われた最後の公演において、「私たちは裁判所の決定を遵守し、全ての活動をストップします」と発表しました。また、彼女たちは「この選択が私たちを強くする」と強調し、再び舞台に立つ日を心待ちにしていることを明らかにしました。
さらに、商標権の問題も懸念されています。NJZとニュージーンズの名称が異なるにもかかわらず、消費者が混同する可能性があるため、商標権侵害のリスクが指摘されています。今後、NJZが活動を続ける中で、商標権問題がどのように影響するかが注目されます。
この一連の出来事は、K-POP業界における契約問題や商標権の重要性を再認識させるものであり、ファンや関係者の間で議論を呼んでいます。ニュージーンズの今後の展開に、引き続き注目が集まることでしょう。