フジテレビの顧問弁護士である菊幸氏が、テレビ朝日の情報番組「新一モーニング賞」のレギュラー出演を欠席したことが話題となっています。菊氏は元フジテレビアナウンサーであり、現在は同社の顧問弁護士として活動していますが、最近のフジテレビに関する問題が浮上する中、その立場からのコメントが批判を招いていました。
番組の冒頭で、司会のハ新一氏は「今週、菊くまさんはお休みです」と告知しました。木曜日のレギュラーコメンテーターである勇気トフィ弁護士が代わりに出演しましたが、菊氏の欠席理由については番組側からの説明はありませんでした。この欠席は、3月31日に行われたフジテレビの第三者委員会による調査報告書の提出や記者会見を受けてのものであると考えられています。
菊氏は、フジテレビの問題に関してこれまでコメントを行ってきましたが、その立場からの解説には中立性が欠けるとの批判が根強くあります。特に、フジテレビの問題が取り上げられる際には必ず欠席することが多く、その姿勢が疑問視されています。弁護士としての立場を持つ菊氏が、同社の問題に対して正直な意見を述べることは難しいとの声もあります。
さらに、菊氏の欠席が報告書提出の翌日であることから、「何か言うとまずいことになるから回避したのではないか」との憶測が広がっています。長年フジテレビの顧問弁護士でありながら、同社のコンプライアンスに関してはほぼ関与していないことが明らかになり、批判の声は高まる一方です。
今後、菊氏がどのようにこの問題に向き合うのか、またフジテレビがどのような対応を取るのか注目されます。