テレビ朝日の名物ディレクターとして知られる友寄隆英(通称ナスD)が、パワーハラスメントと経費の不適切使用により懲戒処分を受けたことが大きな話題となっています。彼は、2019年から2025年1月までの間に、個人的な経費を会社に請求するなどの不正行為を行っていたことが明らかになり、これにより彼の担当番組は全て削除されるという異例の事態が発生しました。
テレビ朝日の公式発表によると、ナスDは複数のスタッフに対して人格を否定する発言を繰り返しており、この行為はパワーハラスメントに該当することが確認されました。彼の処分は、テレビ業界全体に衝撃を与え、同社の公式サイトやSNSアカウントも削除されています。
ナスDは2017年に「陸海空 地球征服するなんて」で一躍有名になり、エグゼクティブディレクターとして自身の番組制作にも深く関わっていました。しかし、彼のパワハラ体質に悩む制作スタッフの声が高まり、最終的にテレ朝に報告される事態に至ったとされています。
また、ナスDの妻である森崎友紀との離婚説も浮上していますが、これは全くのデマであることが明らかになっています。彼女はアニメの料理監修を担当しており、離婚が噂される背景には、彼女の仕事とナスDのワイルドな行動が影響しているようです。
現在、テレビ業界全体で人権やガバナンスの意識改革が求められており、ナスDの件はその一環として捉えられています。視聴者を楽しませるためのコンテンツ制作の裏側で、全てのスタッフが尊重され、健全な環境で働けることの重要性が再認識される必要があるでしょう。今後のテレビ業界の変化に注目が集まっています。