テレビ朝日の人気ディレクター、ナスDこと友寄隆英氏が、パワーハラスメントや不適切な経費処理で広格処分を受けたことが明らかになりました。彼は、2019年から2025年1月にかけて、会社の経費を不正に使用し、合計で517万円以上を横領したとされています。また、複数のスタッフに対し人格を否定する発言を繰り返していたことも報告されました。この事件を受け、ナスDが関与していた番組のSNSや公式サイトは全て削除されました。
テレ朝の公式発表によると、友寄氏はエグゼクティブディレクターとしての立場を利用し、自らの個人的な支出を会社に請求していました。彼は視聴者にとって親しみやすいキャラクターとして知られていましたが、パワハラの実態が明らかになるにつれ、信頼は失墜しています。
さらに、友寄氏は家庭内でも問題を抱えていたとされ、妻である森崎友紀さんとの離婚が噂されています。二人は2015年に結婚し、当初は良好な関係を築いていましたが、友寄氏のワイルドな行動やパワハラの影響で、家庭内の状況が悪化したとの見方もあります。森崎さんは料理研究家として知られていますが、最近の報道では彼女が離婚を考えているという情報も流れています。
テレビ業界では、今回の事件を受けて、コンプライアンスや人権保護に関する意識改革が求められています。ナスDの事件は、業界全体に影響を与える可能性があり、今後の対応が注目されるところです。テレ朝は今後、社内のガバナンス体制を強化し、再発防止に努める方針ですが、視聴者の信頼回復には時間がかかると考えられます。