中居正広のスキャンダルを巡る新たな展開が報じられ、世間の関心を集めている。週刊文春は、昨年末に発覚した松本仁氏のスキャンダルに関連し、中居が関与していた可能性があることを指摘した。松本氏は、2015年に行われた六本木の高級ホテルでの飲み会に中居が参加していたことを確認され、その内容が明らかになった。
松本氏は昨年11月に文春を提訴していたが、その訴えを取り下げた理由として、物的証拠の不足や周囲への配慮を挙げていた。しかし、松本氏の訴え取り下げが中居を庇うためのものであるとの指摘が浮上している。松本氏は、当時の飲み会に中居が同席していたことを受け、訴えを続けることで更なる影響を懸念していたのではないかと推測されている。
さらに、文春は中居の問題が日本国内だけでなく、海外メディアでも報じられていることを明らかにした。フランスのニュース専門局BFMは、中居が女性に対して55万ユーロの和解金を支払ったと報じ、テレビ番組からの出演部分がカットされるなどの異例の措置が取られていることにも触れている。
この一連の報道により、日本の芸能界の隠蔽体質が改めて浮き彫りになっており、世間からの信頼が揺らいでいる。松本氏は活動再開に向けて動き出しているが、中居のスキャンダルが影響を及ぼす可能性も指摘されており、今後の展開が注目される。
日本のメディアは依然として沈黙を守る中、海外からの報道が先行している現状は、芸能界の透明性を求める声を高めている。果たしてこの問題がどのように進展するのか、引き続き注視していく必要がある。