アメリカ・アリゾナ州のキャンプで“二刀流復帰”を目指しているドジャース・大谷翔平選手（30）。今シーズンにかける思いは強いだろう。スポーツ紙記者が語る。

「2024年2月末に結婚を発表した大谷選手ですが、同年末には妻・真美子さん（28）の第一子妊娠を発表しました。昨シーズン、前人未到の『50-50』を達成した大谷選手ですが、新たな家族の誕生に向け、より気合いが入っていることでしょう」

2度目のワールドシリーズ制覇を目指す大谷だが、真美子さんとともに見据える“晴れ舞台”がある。

「昨年から度々、記者たちのあいだで噂されているのは『挙式』についてです。自然体な2人はよく『庶民的な感覚』があるとメディアに取り上げられていますが、大谷選手は挙式にはこだわるタイプだと思います。真美子さんに贈られた結婚指輪には、大きなダイヤが輝いていましたし……」（在米ジャーナリスト）

2024年11月、NEWSポストセブンは真美子さんを知る人物に取材。親族が「挙式の話もまだなんだ」と苦笑いしていたことを報じているが、はたして━━。

「特別な場所で…」

昨年4月、日米の複数メディアが、大谷がハワイの別荘を約1700万ドル（約25億円）で購入していたことを報じている。大谷にとって、この地は真美子さんと出会う前から度々訪れるなど、こだわりを持つ特別な場所でもある。関係者は、「この別荘があるリゾート地で挙式するのではないか」と明かす。

「大谷選手は、ハワイ島内のリゾート地『マウナケア・リゾート』の開発予定地に別荘を作っていることを明かしています。広告塔として、開発会社のパンフレットにも大谷選手が登場しているほか、開発プロジェクトの敷地内で、購入する区分を見学している様子も公開されています。そのリゾートの敷地内で別荘からも至近にある『マウナケアビーチホテル』に、実は歴史あるウェディング会場があるんです。

HPを見ると、屋外の式場からはハワイの美しいターコイズブルーの海を一望でき、さながら映画の舞台のようなロケーションになっています。さらに、少人数のものから、数百人規模のものまで、各種パーティー会場がホテル内に完備されているので、挙式後の披露宴にも対応できる」

1965年に設立されたこのホテルは、長年セレブたちに愛されてきた。大谷がここを式場に選ぶ“伏線”があるのではないかと、同関係者は語る。

「実は、大谷選手の別荘購入が報じられたのとほぼ同じタイミングで、ホテルが全面リニューアル工事に入ったんです。2025年の春に工事終了予定で、これは大谷選手の別荘の完成とほとんど同時期です。地理的にも日本にいる親族や友人も招待しやすいですし、来オフにも一新されたホテルで挙式をする可能性があるのではないか」

ホテル工事の進捗、大谷の挙式予定について、『マウナケア・リゾート』の不動産会社に取材を申し込んだが、回答は得られなかった。

真美子さんとの挙式のため、大谷は門出にふさわしい条件を兼ね備えた場所をしっかり抑えているのだろうか。