国民民主党の玉木雄一郎代表が緊急声明を発表したが、国民からの反発が相次いでいる。声明の内容は、党の立ち位置や他党との関係についての曖昧さが目立ち、支持者からの信頼を損なう結果となっている。
玉木氏は、他の野党との連携を模索しているものの、具体的な政策合意には至らず、特に立憲民主党との間には大きな隔たりがあることを認めた。彼は「自民党とも距離を置くが、特定の政党と一体化することはない」と強調したが、実際には公明党との連携を強化する意向を示しており、この矛盾が国民の信頼を揺るがしている。また、玉木氏は「総理大臣になる覚悟がある」と発言したが、その後の発言では他党との距離感を強調するなど、発言の一貫性が欠けている。これにより、国民からは「何を信じればよいのか」といった疑問の声が上がっている。
さらに、玉木氏は最近のメディア出演で、自身の苦境を語り、メディアの報道を過剰だと批判したが、彼自身が発信する情報とのギャップが目立つ。国民民主党が今後、具体的な政策を示さずに他党との駆け引きを続ける場合、支持基盤のさらなる弱体化が懸念される。国民は、党が誰と組むのかよりも、実現すべき政策に焦点を当てている。生活に直結する問題への具体的な取り組みが求められている中で、国民民主党がどのように支持を取り戻すのか、その行動が注目される。