高市早苗氏の発言が中国共産党を激怒させ、重大な政治的波紋を呼んでいる。北村晴男議員は、10月9日に高市氏が南モンゴルの人権侵害を非難するメッセージを発表したことが、中国共産党にとって許しがたいものであると指摘した。この発言は、共産党が高市氏を首相として受け入れたくない理由の一つとされている。
北村議員は、公明党との連立離脱が中国共産党の意向によるものであると示唆し、その背景には斎藤代表が中国大使と複数回会談を重ねてきた事実があると述べた。特に、斎藤代表が高市氏との政策協議を行った後に連立離脱を決定したことは、急な動きとして疑念を呼ぶ。公明党は、連立離脱の理由として自党の政策が自民党に受け入れられなかったことを挙げているが、北村議員はその説明を「不自然」とし、実際には中国共産党の指示があったのではないかと推測している。公明党の過去の行動を振り返ると、中国共産党に理解を示す姿勢が目立っただけに、今回の離脱は驚きである。高市氏の発言が中国共産党の神経を逆撫ですることは明白であり、今後の日本の政治において高市氏が首相となることが、中国との関係にどのような影響を与えるのか、注視が必要である。北村議員の発言は、政権の行方を左右する重要な局面を示唆しており、政治的緊張が高まる中で、さらなる動きが予想される。