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水没地下駐車場160台つかる 自賠責保険「補償の対象外」 止水板「対応できず」 三重【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2025年9月16日)

三重県四日市市の地下駐車場で、先週金曜日の豪雨により少なくとも160台の車が水没しました。駐車場は地下1階と2階を合わせて500台の車を収容可能な巨大施設ですが、現在は浸水によって完全に機能停止状態にあります。排水作業は土曜日の朝から始まっていますが、完了までには数日かかる見込みです。

現場の状況は深刻で、地下2階への階段は濁った水で覆われ、周囲のレンタカー店には被害を受けた人々からの問い合わせが殺到しています。自賠責保険の補償対象外という事態に、多くの車両保険未加入者が損害を受ける可能性が高いです。車両保険に加入している人でも、契約範囲内での補償に限られ、全体の47.2%が保険未加入という現実が浮き彫りになっています。

駐車場の管理会社は、急な豪雨によって水が侵入し、排水設備が機能しなかったと説明しています。しかし、法的責任を問う選択肢も残されており、被害者は賠償請求を検討することができるとのことです。

この未曾有の水没事故は、地域に大きな影響を与えており、今後の対応が注目されます。車両の損害は甚大で、管理側としても深い反省を示しています。引き続き、現場の状況を注視し、最新情報をお届けします。