北海道裏川町で、熊がついに馬を狙い始めたとの衝撃的な報告が入っています。9月4日午前10時50分頃、牧場の従業員が巡回中に目撃した熊の一団が、木の実を食べている姿が確認されました。この熊は体長約1.5メートルで、南の山へと立ち去ったとされていますが、その後の行方は不明です。
この地域では、熊による家畜への被害が増加しており、特に牛や馬、羊が狙われる事例が報告されています。農家や地域住民からは、熊の出没に対する対策が急務だとの声が高まっています。新たに施行された改正超獣保護管理法では、飼育されている馬が被害に遭った場合の保障が自治体によって行われることが示唆されていますが、果たして実効性があるのか疑問視されています。
農場周辺に強力な毒餌を設置することや、熊を速やかに駆除する必要があるとの意見も出ており、熊が人間の生活圏に近づくことへの懸念が募っています。熊の食性が変化し、肉食に戻っているとの指摘もあり、今後の被害拡大が危惧されています。
このままでは、馬や人への攻撃が現実のものとなる恐れがあります。地域社会は、この深刻な問題にどう立ち向かうのか、今後の動向に注目が集まります。